購入編
2020年12月某日, 突如として我が愛機であるMacBookPro(6年物)は不調をきたしました．
ネットワークのレスポンスが劣悪であり，arXivから新着論文を落としてnotionにまとめることにすらあまりに時間がかかる状態です． 幸い，この不調は一日再起動を繰り返し復旧しましたが，このようなトラブルが続くようでは到底研究にはなりません．
時に，M1なる専用に開発されたチップを搭載した新型Macがその性能をもって世間巷を騒がせていた折のことです．
これはM1 MacBookを買えとの天啓であろうかと，復旧したてのMacBookProから某湾Appleにアクセス．M1 MacBookAirとM1 MacBook Proで吟味し，いざM1 MacBookAirを購入へ……と進めませんでした．
購入灰色で選択できず，売り切れか，取り扱いが始まっていないのかこの理由はググってもよくわからず(某湾語読めないからね!)，どちらにせよ時間で解決すると考え，入荷待ちで過ごします．
幸い上記のようなトラブルにはこの間，またこの後も現在に至るまで合わず，10日以上経ったクリスマスがほど近いある日のこと，ついに某湾AppleでM1 Mac系が購入可能に!
MacBookのカスタマイズ選択は，UIが日本語と同じ(世界共通)なので特に問題なく，鍵盤語言で美式英語(US keyboard)を選択(6年前にMacBookを買ったとき，当時のボスのKKBさんにUSキーボードの方がキー配置がみたいな布教を受けたので)して注文!
ちなみに某湾Appleストアでの購入価格は日本の税込み価格とほぼ変わらず(わずかに高いくらいですね)．またカスタマイズなしでも某湾ストアでは3–4週間ほど配送までかかります． どうも某湾では発注後，中国のフォックスコン(HongfujinというApple専用の部署)の工場から直接届くため，これくらいの時間がかかるみたいです．
そんなこんなでMacBookPro(6年物)のトラブルから1ヶ月ちょっと経った某f某AのUMのあった某日，M1 MacBookAirが届きました． 懇親会をMacBookPro(6年物)で参加して，本名さんやｽｲｿさんの話を聞きながらM1 MacBookAirを設定… ええ，ちゃんと話は効いていたので，シミュレーションをがちでやっていてかつ物理と計算の両面からレビューする適切な人材の分野における不足は問題だと思います.
使用感
多くの記事で紹介されたように，M1 MacBookAir, ぬるぬる動きますねー． もともとメモリ増設しておいたので6年物MacBookProでもスペックがあまり十分でない状況はありませんでしたが，M1だとヌルヌルしている印象です．
MacOSのバージョンアップに伴うレガシーの容量増加問題があったので，今回は以前までのTime machineを用いた移行はせず，必要なデータのみをバックアップあるいは直接コピーする形式で移行しています． M1 MacはmacOS11 Big Surがプレインストールで，Homebrewなど多くはすでにBig Surに対応しています． 多くの機能は問題なく移行できています．
sshfsについては多少手間取りましたが，macFUSEから最新のmacFUSEとSSHFSを落として，再起動中に電源ボタン長押し or Touch ID認証でセキュリティポリシーを変更すれば機能します． このあたりググっても出ませんでしたが，まぁMacの案内通りにやればうまくいきますね．
現在の唯一にして最大の問題は，最新のCisco AnyConnectを入手できていないため，Big Surから某文台へのリモートアクセスができていません． 現在はオフィスでMacBookPro(6年物)を某文台につなぎっぱなしにする，VPNゲート扱いしています． クレバーなやり方ではありませんが，大きな問題はないといった感じです． そのうち某f某Aが対応版を配布してくれると信じて…!
そんなわけで，いまのところはツインMac体制(入出力は1人なのでツインというほどではない)で，右にJISキーボード，左にUSキーボードが置かれているちょいとややこしい体制です．
ところでそろそろバッテリーがヘタってきたので新しいiphoneが欲しいな?
